Saboten world跡地

ポケモンについての雑記。大体レート1700~1800程度で色んな構築試してます。

【第一回】何を隠そうこの私、ダンジョンを作りたいのである。

 皆様おはこんばんちhello YouTube! 植物界の麒麟児と謳われるvirtual社会人のさぼてんです。前回の記事から二日が経ち、無事社会復帰致しました。次仕事辞めるときはもっと貯金に余裕を持って心豊かに過ごそうと思っている今日この頃ですが、実は私……何を隠そう、ダンジョンを作りたいと思っているのです!

 と、記事四行目にして精神疾患を匂わせる支離滅裂な文章を目の当たりにしてブラウザバックしようとしているそこのあなた。少しお待ちください。

 日本に存在するダンジョンというと新宿であったり池袋であったり梅田であったりが有名ですけれどもそこに魔物や財宝は存在しないわけで(野生のホームレスと遭遇することはままあるが)、ファンタジー世界でのダンジョンを指しているということを察していただければ幸いでございます。

 

 それでも何を言っているんだという話ですが、ダンジョンですよ。ダンジョン。夢がありませんか? ――数多の魔物が巣喰い、誰が置いたか山ほどの財宝が眠る迷宮。最奥部には客を饗さんと待ち構える“主”がいる。ファンタジーと言えば全く説明のつかない不可思議な魔法であったり、文明レベルの低い街で住民が賑やかに振る舞い過ごしている様相を思い浮かべるかもしれませんが、ダンジョンもファンタジー作品における要素の代名詞……そのひとつと言ってもよいでしょう。

 と、言いましたものの、偏にファンタジーと言っても実際はアニメや漫画ではなく、ビデオゲーム作品(特にロール・プレイング・ゲーム)における登場がほとんど。しかしながら勇者や商人、風来人を始めとしたゲーム・ストーリーの障害として、ダンジョンとは無くてはならないもの。

 そんなダンジョンですが、基本的にこれは“障害”なので攻略するものです。それが洞窟であったり塔であったりはたまた一度入れば二度とは外を見られない悪夢の森であったとしても、これは主人公ら一行(またはプレイヤー)に程よいストレスを与えるだけのスパイスなのです。

 

 ――が。断じて否ッ!!!!!!!!!!!!!! これをスパイスなどと形容するのは愚の骨頂!!!!! あまりに愚か!!!!!!!!! おrrrrrrrrrr!!!!!!!!!!!!!!!!! 愚か!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 個人的な見解ですが、これは本来メインディッシュであるべきなんです。言ってしまえばダンジョンなんてゲーム製作者からプレイヤーに与える試練のようなものですよね。試練というと語弊があるかもわかりませんが、「これクリアしたらすごいぜ!」と出した問題を解かせて愉悦に浸らせようとしてるわけです。先程スパイスと例えましたが、要は味覚や嗅覚を刺激して旨く感じさせてやろうという大体の料理(ゲーム)という作品内での元から入っていた“香辛料”にしか過ぎないんですよ。

 では何を以てメインディッシュとするのか。一般的なRPG作品におけるダンジョンはスパイスです。スパイスの中でも一般的なものに黒胡椒がありますが、ああいったスパイスのみで白米を食べるのは難しいですから(食べるラー油を除く)、メインディッシュにはなりえないでしょう。胡椒は完成された料理に使われてから初めて輝くものです。

 しかしスパイスには適度な刺激をもたらすものという比喩にも使われますから、何もダンジョンを胡椒にしなくてもいいですね。今回はカレーライスにしましょう。お腹空いてきた

 

 DQウィザードリィ的なRPGをライスとします。そこでダンジョンというカレーをかけました。んまい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! テーレッテレー!

 カレーっていろんな種類がありますけど、ライスが入っていたらそれは等しくカレーライスですよね。ビーフカレーだろうがポークカレーだろうがカレーライスはカレーライス。つまり自由度が低いわけです。一般的なRPG作品のダンジョンはライスという基盤がある故にダンジョン攻略でプレイヤーが取れる選択肢が非常に少ない。Wiz系ゲームであれば職業などキャラクターの選択肢は多岐に渡りますが、ダンジョン自体は変わりませんから攻略法が大きく変わることはないでしょう。

 しかし、大体のゲームプレイヤーはこれに満足してしまっており、カレーライスがライスカレーであることに疑問を抱こうとはしません。つまりカレーはスパイス程度のものでしかないという認識なのです。果たして本当にそうなのでしょうか?

 

 これはもう伝統的な料理として確立されているので当然の話なのですが、カレーはカレーのまま食べても美味しいでしょう。そしてカレーの優れたところは無限ともいえるレシピのバリエーションがあることなのです。

 カレーに人参や玉ねぎを入れる人もいればリンゴを入れる人もいるし、チョコレートや牛乳を入れる人だっている。サラダ油で炒める人もいるしバターで炒める人もいる。牛肉を使う人もいれば鶏肉を使う人だっているし海鮮具材すら入れてしまう人もいる。あまつさえうどんを入れてみる人もいればパンを投入してしまう人もいる。

 カレーの奥深さ、それはまさにダンジョンなのです。

 

 このままだと本題が迷宮入りしてしまいそうなので少しだけ話を戻しますが、つまりダンジョンをメインにしたゲームがあればプレイの多様性や個性が生まれもっと面白いのではないかと言いたいわけです。

 

 え? 既に有名なのがあるだろうって? ――確かに。

 恐らくここで皆様が脳内に浮かび上がったゲームは『不思議のダンジョン』シリーズでしょう。後ほどご紹介するゲームを思い浮かべた方は同類です。誇りましょう。

 確かに不思議のダンジョンシリーズは素晴らしい着目点から生まれたゲームだと思います。同じマップでも毎回構造が変化するシステム、落ちているアイテムや敵の配置も毎回異なるため安定したプレイはあっても確実性のあるプレイは難しく、RPGのダンジョンとは全く異質なものと言って差し支えないでしょう。

 ですが個人的な評価としては△(デルタ)です。なぜならば、あれはそもそもダンジョンなのか? という話です。確かに魔物はうようよと湧いてくるし、財宝(アイテム)は落ちているし最深階層には強大な魔物がいます。しかし異質なプレイ感ということは当然弊害もあり、一般的なRPGのダンジョン攻略で得られるようなカタルシスはまるでなく、あるのは一時の達成感と再び潜るダンジョンでアイテムをロストしたくない想いのみ。これは果たして本当にダンジョンでしょうか?

 ――いいえ、答えは出ています。あれは“不思議な”ダンジョンなのです。

 

 では一体ダンジョンをメインに据えたダンジョンのゲームとはなんなのか。ここまで来れば皆様にもお分かりいただけるでしょう。つまり、ダンジョンを作ればいいのです!

 自分でダンジョンだと思って作ったダンジョンがダンジョンでないわけがありますでしょうか? ないですよね。心頭滅却すればもまた涼しとはよくいったものです。

 流石にそれは超理論ですが、ここでダンジョンがダンジョンたりえる要素の一つとして“人が作ったもの”であると考えます。ダンジョンは“誰かがプレイヤーを陥れようと様々な要素を注ぎ込んで作られた”から面白いのです。だからこそクリアしたときにカタルシスを得られるのです。これは製作者サイドにも適用され、自分が思い描き散りばめた数々の罠にプレイヤーがなぞったようにハマっていたら面白くないですか? 僕なら藤木くんの顔になりますね。つまり、ダンジョンは攻略するから面白いのではなく、程々に攻略させないように作られているから面白いのです!!!!!!

 

 ここでもう一度言いましょう。何を隠そうこの私、ダンジョンを作りたいんですよ。

 

 後編へ続く。(かもしれない)